2016年3月4日金曜日

第1回 インターナショナル・スペシャル・テイスティングセミナー 開催


2016年2月18日、第1回目となる「インターナショナル日本酒きき酒特別セミナー」が開催された。
参加者は、香港、台湾から国際きき酒師、北京から日本酒インポーター、総勢20数名。現地では日本酒テイスティングに関して深く勉強する場がないというご要望にお応えしての開催である。
会場は、FBOアカデミー。講師は、FBO研究室長長田卓。通訳は主催者でもあり日本酒輸出会社(株)海琳堂の経営者、楊嘯氏。
参加者はみなさん自腹での参加。補助金や助成金などを支給されての来日とは違い、日本酒についての知識、サービス技術、さらにはテイスティングに関する専門知識を身につけ、深い体験をすることを目的として来日された。
FBOも準備万端でお迎えした。10時から17時までという長丁場の本格セミナーにもかかわらず、皆さん疲れを見せずに真剣に取り組まれた。



テキストは中国語。できるだけわかりやすくご体験いただけるように準備。




主催のお手伝いをしたので友田もご挨拶。通訳は日本酒きき酒師、酒学講師でもある楊社長。見事な日本語で通訳された。


最初の講義は香材を使った香りの勉強。日本酒に含まれる様々な要素を嗅ぎ比べして、体感し、表現に結びつける。意外に難しいのと、これだけの香材を前に訓練できる機会はあまりない。




続いては水溶液での味覚勉強。甘味、酸味、渋味、苦味、塩味、さらにはミネラル、アルコールまで体感。これが融合して日本酒の味わいとなる。日本酒を分解して体感するわけだ。こういう体験も他ではできない。





お昼は料理とお酒の相性体験を少し。ランチ後には本格的にテイスティング体験(15種)を行う。今回は、翌日蔵元体験する福井の蔵元「白岳仙」と、芦原温泉女将(みなきき酒師)が生み出した地酒「女将」も味比べしていただいた。



当日は、岐阜から達磨正宗の白木さん、岡山から菊池酒造の菊池さんがご参加。それぞれのお酒もじっくりテイスティングさせていただいた。

最後には「修了認定書」を授与。皆様お疲れ様でした! 




当日取材をしていただいた酒蔵プレスにで動画紹介をしていただきました。





夜の懇親会の様子はこちら

福井酒蔵ツアーその1

福井酒蔵ツアーその2

福井酒蔵ツアーその3

福井酒蔵ツアーその4
















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