2017年4月15日土曜日

第11回フェミナリーズ世界ワインコンクール、フランス、ボーヌにて開催   日本人女性ワインプロ12名が審査に参加 その1


フェミナリーズ世界ワインコンクールとは?



今年第11回目となる『フェミナリーズ世界ワインコンクール』が、フランス、ボーヌにて盛大に開催されました。『フェミナリーズ世界ワインコンクール』(Concours des vins FÉMINALISE)は、フランスの銘醸ワインを産出するブルゴーニュ地ボーヌ市で毎年4に開催されるワインの審査会で、D.G.C.C.R.F.(フランス消費競合及び不正行為抑制局)認定の公的コンクールです。
ユニークなのは審査員
性ソムリエや女性醸造家、女性ワインジャーナリスト、女性のワイン輸出業者などワインビジネスに携わる女性のプロフェッショナルや経験豊かな性ワイン愛好家のみという点。ワインの本場ボーヌで開催されていることともに女性が審査する画期的なワインコンクールとして世界から注を集めています。今年は、フランス、ドイツ、イタリアなどのヨーロッパ、またスウェーデン、デンマークなど北欧、アメリカ、オーストラリア、アジアなど世界23カ国から850人の女性審査員が終結しました。また出品ワインは同じく世界から4550銘柄(1275社)。過去最大級の規模となりました。



私は、2016年よりフェミナリーズ世界ワインコンクール日本広報大使、2017年度フェミナリーズ世界ワインコンクール名誉会に任命されたことに伴い、日本人女性ワインプロの審査員をコンクールにお連れしています。



日本人女性ワインプロ11名が審査体験ツアーに参加!

今年の審査は46日(木)。ボーヌ市のパレ・ド・コングレにて行われました。日本からはソムリエ等ワインに関連する資格をお持ちでワインや食ビジネスに携わる女性11名が審査員として参加しました。
審査は実に厳正ですばらしくオーガナイズされています。隣り合う審査員とは会話は許されず、また隣同士で同じワインは出されません。訓練されたワインサービススタッフより提供される出品ワインを39の審査項目、20点満点で評価し、さらにコメントを残します。
審査会場での説明やご挨拶はフランス語と英語、審査項目はフランス語のみですので、日本人審査員のために前日に事前説明会を行います。審査の流れ、項目の日本語訳、評価の仕方などに関してリハーサルを行います。フランス語や英語が分からなくても十分に審査ができるよう広報大使事務所が最善のケアをします。
また、リハーサルの前には、フェミナリーズの入賞ワイナリー巡りやブルゴーニュ産のチーズ工房見学など楽しいツアーを行いますし、美食の街ボーヌでのおいしいランチと事前セミナー後にはゴージャスなブルゴーニュディナーを体験します。



エポワスをはじめとしたナチュラルチーズを製造しているゴーグリー社。


 清潔な工場内を見学。作業のほとんどは手作業で行われています。


見学後は熟成状態や種類の違うチーズを食べ比べ。


 ドメーヌ・ヴァロワールにて試飲。

ワインに関わるグッズをイメージしたボーヌならではのオブジェ。ボーヌは散策にもってこいの街。またブルゴーニュはユネスコの世界遺産にも認定されています。

美食の街ボーヌにてランチ。ワインはフェミナリーズセレクトワインです。


ロマネコンティの畑も訪ねます。働き者の馬さんにもご挨拶。


続いて、 ドメーヌフルーロ・ラローズ。奥様は日本人の久美子夫人。100年続くワイナリーをご紹介いただきます。


 ホテルに戻り事前説明会。緊張の面持ちです。


説明会の後はウエルカムディナー。明日の審査を目前に、ゆっくり料理とワインを楽しみます。




























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