2013年12月15日日曜日

客船飛鳥Ⅱで「泡盛セミナー」「中国料理と合うワインセミナー」開催 その1

豪華クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」にてセミナーを行うのは、6~7回目になる。こんなに楽しい仕事はないなぁ♪
今回は「南西諸島・台湾クルーズ(11月28日~12月12日)」にて、『泡盛セミナー』と『中国料理に合うワインセミナー』を開催させていただいた。
全クルーズのうちの10日間ほど乗船する。しばらくぶりの長旅だ。豪華でおいしいもの満載の船旅とともにセミナーリポートをしよう。

まずは1日目横浜港~2日目大阪港~3日目那覇へ向かう全日クルージングまで。



10時、横浜大桟橋を出港。みなとみらいや赤レンガ倉庫を見渡せる。


出港時にはスパークリングワインと紙テープと銅鑼の音。何だか胸がきゅんとなる。



横浜ベイブリッジに向かい、そして真下を通り抜ける。今日は少々波が荒い。この辺は船の数も多く三角波が立つ場所だ。外海に出ると海の色が変わる。


途中、富士山を臨みつつ、ゆっくりと大阪港へ。夕方サウナとお風呂(大浴場が本当に素敵)に入愉しんだあと、初日のディナーはインフォーマルでフレンチ。ニュージーランドのピノノワール「Sileni」がかなり好み。飛鳥Ⅱの魅力は本格的な食事にもある。夜はカクテルとダンスとショータイム♪ そして海上で眠る。



紀伊半島を通り、友ケ島を抜け、朝日に照らされる明石海峡大橋。鳴門の鯛がおいしいのよね~ん。この波の下には、鯛がいると思うと・・・、食いしん坊魂が震える・・・・。



海峡を眺めながら朝食。しっかりした朝食がうれしい。今日はお粥さんで。


大阪港入港。晴天。大阪はよく来るけれど船で来たのはこれが初めてだ。



天保山ターミナル。風が強い。


船を下りて山登り! ここに来たなら行かなくっちゃ。日本で一番低い山「天保山」! そう、登山なのだ。頂上がわからなくて遭難しそうになったよ、ほんと。もう少し表示を多くしてね、大坂さん。


登山後は難波でお好み焼き。ネギ焼きがいいね。


夜は船に戻り(ここで乗り遅れたら大変)ダイニングで和食ディナー。船上だってお刺身が楽しめる。船内にはお寿司処もあるほど。


酒は櫻正宗。飛鳥Ⅱのオリジナルだ。本醸造なので、この後はお燗で。船上でお燗酒。むふ、幸せ♪ この夜もゆったりと一夜を過ごす。


翌日は大阪から那覇まで一日クルージング。見えるは種子島。思いのほか平べったい島だ。その先には屋久島が。こちらは逆に高い山のある島。不思議な光景。


どこの港にもよらない一日クルージングの日は船内の楽しみがふんだんにある。午前中は操舵室を見学。神棚にまずはご挨拶。航海の安全と乗船者の健康と幸せをお祈りする。




船長の帽子と双眼鏡。ここから見る眺めは一味違う。ちょっと感動。


午後はセミナー。さて仕事だ。ハリウッドシアターという映画館施設で行う。客席は200席。


そう、船内には映画館もあるのだ。通常は、1日3回程度の映画上映がある。


スタッフの方々と軽い打ち合わせ後、セミナースタート。今から向かう沖縄の伝統酒「泡盛」の歴史や種類、産地、味わい方をご紹介する。ワクワクするね。もちろん、テイスティングもあり。今回は軽快なタイプ、古酒、樽熟タイプの3種類をご紹介。講座でだけでなく、メインダイニングや各バーでも飲めるという趣向だ。セミナーは約40分。ご参加の皆さまは熱心で、質問もたくさんいただいた。お話しするほうも楽しみながらの講座となった。ありがとうございました。


この日のディナーはフォーマル。郵船クルーズの方々と、今回のクルーズでご一緒の松井証券松井道夫社長、食のジャーナリスト犬養由美子さんらとご一緒のお席。テタンジェのロゼシャンパンがお皿とテーブルに映える。


前菜のあとの濃厚なスープ。


ワインはケンゾーエステートの「あさつゆ」。なんと飛鳥Ⅱオリジナルラベルだ。爽やかながら深い味わいのソーヴィニヨン・ブラン。赤は、同じくケンゾーのカベルネ。



繊細な和牛のソテー。大勢のお客様に一斉に料理を出すのは相当難しい。なにせ、飛鳥Ⅱは400室あるのだ。今回も満室だとか。熱いものは熱く、冷たいものは冷たく提供するメインダイニングとサービススタッフは本当にすごい。これまた幸せ気分をいただいた。
食後は、菅原洋一氏の大人のコンサート。ゆったり揺れる船上で心地いい。その後は、食後酒にダンス(・・・は見学のみ)で深い眠りに・・・。


明日の朝は那覇港に到着。




その2に続く。













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